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人形製作雑記:頭部について [製作]

結局新しいのを完成させるのは無理そうなので、別の作りかけに手を出したりして作業ペースを下げました。

頭のパーツは樹脂型で量産できるようにしてあります。
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有機系物質を使わないというようなことを申しましたが、手を抜くためには使ったりします。頭の形や大きさをなるべく揃えるという意味もあります。人形のデザインは適当なデフォルメをかけているので、身長が異なっても頭の寸法は同じにしてましたが、さすがに子供キャラまで共通にするのは無理があったので、途中から子供サイズも用意しました。レジンと違って、粘土をシリコン樹脂の型に押し込んでもきちっと仕上がるわけではないのですが、鼻のあたりの微妙な部分が均一に成型できるだけでもだいぶ楽になります。

髪のパーツを作っているところ。
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先ほどの型で作った頭パーツの頭皮部分に、エポキシ樹脂を薄く貼り付けて台座にしてあります。さすがに軽量粘土に直に盛り上げると、後から剥がせなくなるので、それを防ぐためです。あと、若干大きく作ると、額から前髪が少し浮くような感じで良いかな、と

ところで、髪を作る作業が、一連の工程のなかで一番面白い。完成時のイメージが一気にふくらみます。次は少し面倒だけど、手を作る作業。イラストの万年初心者の苦手なものの一つに「手」がありますが、手のパーツを作る過程で、何かをつかんだような気がしました(←たぶん「気だけ」)。逆に一番気が進まないのが、「うちの人形の特徴」と言ってるはずの服の製作。強度を増すために紙や布を貼りあわせる作業が面倒。あと、人形に合わせるまで、この形で良いのか確信が得られないという微妙な感覚がどうもいやですね。
タグ:人形
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