キスメ

キスメできた。

特に、桶に力入れました。人形は飾りです。桶には、薄くスライスした木材を裏面補強した素材を用いております。細長い台形を10枚作って、裏側から和紙で左右をつないでいって、底板とタガをはめて完成。

左側から

顔のパーツは他のキャラよりも一回り小さめなので、4mmのビーズだと目玉のバランスが悪いかもしれない。両サイドの髪の様子が、原作の絵とは若干違うかな。

桶から出した状態

カタツムリのアイデンティティーが殻にあるように、キスメのそれは桶にあるのではないか。それはさておき、桶のなかの姿勢は公式には明らかにされていないように思うがどうであったか。膝から下があらわになっているのは、狙ったわけではなくて服が届かなかったから。腰から膝にかけて「Ｎ」型に曲がっているので、紙の服を体のラインに合わせるのは無理があった。ちなみに、パンツははいていません。
原作の絵をあらためて確認したら、手は桶の縁にかかっているのか…　まあいいや。

後ろから

頭が大きいですが、実際に頭身比は小さくしてあります。

吊ってみた

ヤマメと比べると一回り小さいというのがわかりますね。クリスマスツリーのオーナメントということを思い出してみると、何か違うような気がします。ちなみに、人形の重心が桶の後ろにあるので、そのままでは傾いてしまうことが判明しました。しかたなく、カウンターウェイトとして、使用済みのボタン電池を足の上に置いてあります。

　キスメは名前も絵もあるという、中ボスとしては恵まれた設定なのに、人気投票では順位がかなり低いキャラです。人気の裏づけの一つとして、絵描きさんに使ってもらえるかというのがあるかと思いますが、そういう意味では使いづらい。桶に入れたままだとシチュエーションを選ぶし、桶から出すと正体不明となってしまう。工作する上では、桶の製作がいつもの作業と違っておもしろかったですけどね。

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