雑記:フリル [製作]
製作中のキャラが思いのほか面倒なつくりで、今週末の完成は無理そう。簡素なつくりとはいえ、週に1個はむずかしい。まあ、週末毎に製作過程を書き込んでいくつもりだったので、今までのペースが速かったとも言える。
製作中のパーツの写真を1枚。
東方のキャラの服装と言えばフリルです。布の場合は、帯状に裁断して、ギャザーを寄せてできあがり、なのでしょうが(作ったことはない)、紙は布のような柔軟性が無いので、一工夫加えてみました。写真左のように、円環状に切り抜いて、ギザギザに折ってから、服のパーツに貼り付けます。カップケーキのパラフィン紙みたいな感じでしょうか。
製作中のパーツの写真を1枚。
東方のキャラの服装と言えばフリルです。布の場合は、帯状に裁断して、ギャザーを寄せてできあがり、なのでしょうが(作ったことはない)、紙は布のような柔軟性が無いので、一工夫加えてみました。写真左のように、円環状に切り抜いて、ギザギザに折ってから、服のパーツに貼り付けます。カップケーキのパラフィン紙みたいな感じでしょうか。
タグ:人形
雑記:チルノ改造 [製作]
製作の概要(2) [製作]
和紙人形というのをご存知でしょうか?私も実物は見たことはありませんが、プロの作品は写真で見ても和服の質感をうまく表現しています。面白い技法があるということを記憶に留めておりました。今回、人形の製作を思い立ったときには、まず東方のキャラクターをモチーフにしようというのが先にありました。最初は、紙粘土か何かで体を作って、フェルトか何かで服を作ってという発想でしたが、フェルトだと仕上がり10数cmの人形ではゴワゴワした感じになりそうで、どうもイメージと合いません。そこで思い出したのが、和紙という素材です。
製作の概要(1) [製作]
人形の体は軽量粘土(ハーティクレイ)、服は和紙を材料として用いています。
今日は、体の部分の製作について、概要を述べてみます。
フィギュア製作のプロの方々が紹介している作り方を見ると、最初に全身の骨格を作って、おおまかに肉を盛って、削りだして仕上げるのが一般的であるようです。精度を出すには切削が良いですから、原型を作るには適した方法です。一度だけまねてみたことがありますが、削る作業が性に合わなくて挫折しました。
指やへらで形を整えて、一発で仕上げる方法をとりますと、乾燥して硬化する粘土(軽量粘土や紙粘土)では時間との勝負になります。加熱硬化する粘土(スカルピーなど)は時間の制限は無くなるものの、硬化する前に意図しない変形が生じることが問題です(これは軽量粘土と共通の問題)。
「困難は分割せよ」と誰が言ったか忘れましたが、体のパーツを細かく分けて組み立てる方法をとってみました。
これは、足の部分。
ちょっとえぐいですが、これは指(ちなみに背景の格子1マスが1cm)。細い棒を作って乾燥させてから、適当な長さに切って、指先は特殊な砥石(リューター)で丸めて、関節部分は少し切り取ってから曲げて接着する。
全体として、こんな感じで部品を作っていきます。
下記のパーツを別々に作ります。絵には描いてないけど、髪も別。組み立てるときは、赤い線の部分に針金を入れて補強します。
一番上の完成品の写真では、1本の指を4つのパーツ(指先は1mmぐらいの半球)に分けてましたが、さすがに仕上がりがみっともないので、方法を改めました。あと、目は手書きするのは最初から放棄して、4mmのビーズを埋め込むことにしました。
分割するなら、別に軽量粘土じゃなくても良いのですが、これは単に「さわり心地がよくて、手につかないから」という軟弱な理由です。水性塗料(アクリル絵具)の、のりが良いというのは、もう少し積極的な理由になります。趣味の世界ですから、なるべく快適に作業できるようにというのは重要だと思いますし、長続きするコツであると考えています。
一方で、軽量粘土はヤスリをかけると肌が荒れるという欠点があります。あとは、組み立てて継ぎ目に粘土を盛り上げても、食いつきがやや弱いこと(削るとはがれたりする)。部分的に、硬質の粘土(というかペースト)を塗って、なんとかごまかすことにしました。
技術が未熟な段階で製作紹介というのも妙な話ですが、日記と割り切っていただけると幸いです。
今日は、体の部分の製作について、概要を述べてみます。
フィギュア製作のプロの方々が紹介している作り方を見ると、最初に全身の骨格を作って、おおまかに肉を盛って、削りだして仕上げるのが一般的であるようです。精度を出すには切削が良いですから、原型を作るには適した方法です。一度だけまねてみたことがありますが、削る作業が性に合わなくて挫折しました。
指やへらで形を整えて、一発で仕上げる方法をとりますと、乾燥して硬化する粘土(軽量粘土や紙粘土)では時間との勝負になります。加熱硬化する粘土(スカルピーなど)は時間の制限は無くなるものの、硬化する前に意図しない変形が生じることが問題です(これは軽量粘土と共通の問題)。
「困難は分割せよ」と誰が言ったか忘れましたが、体のパーツを細かく分けて組み立てる方法をとってみました。
これは、足の部分。
ちょっとえぐいですが、これは指(ちなみに背景の格子1マスが1cm)。細い棒を作って乾燥させてから、適当な長さに切って、指先は特殊な砥石(リューター)で丸めて、関節部分は少し切り取ってから曲げて接着する。
全体として、こんな感じで部品を作っていきます。
下記のパーツを別々に作ります。絵には描いてないけど、髪も別。組み立てるときは、赤い線の部分に針金を入れて補強します。
一番上の完成品の写真では、1本の指を4つのパーツ(指先は1mmぐらいの半球)に分けてましたが、さすがに仕上がりがみっともないので、方法を改めました。あと、目は手書きするのは最初から放棄して、4mmのビーズを埋め込むことにしました。
分割するなら、別に軽量粘土じゃなくても良いのですが、これは単に「さわり心地がよくて、手につかないから」という軟弱な理由です。水性塗料(アクリル絵具)の、のりが良いというのは、もう少し積極的な理由になります。趣味の世界ですから、なるべく快適に作業できるようにというのは重要だと思いますし、長続きするコツであると考えています。
一方で、軽量粘土はヤスリをかけると肌が荒れるという欠点があります。あとは、組み立てて継ぎ目に粘土を盛り上げても、食いつきがやや弱いこと(削るとはがれたりする)。部分的に、硬質の粘土(というかペースト)を塗って、なんとかごまかすことにしました。
技術が未熟な段階で製作紹介というのも妙な話ですが、日記と割り切っていただけると幸いです。