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鏡音リンを作ってみた [展示]

 突然ですが、新シリーズ始めました。第一弾は「鏡音リン」です。
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今までのものとの最大の違いは、眼をちゃんと作る、いや、それっぽく見えるように努力するということです。2点目として、クリスマス用の吊り下げ人形という用途から外れて、ポーズは任意とすることです。とりあえず今回は、モニターとか本棚に座れるようなものにしました。これらを除けば、紙粘土(ハーティソフト)で体を作り、和紙で服を作るという構造は従来のものと同等です。

 大きさがわかるように手の上で。
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東方のシリーズよりは、やや大きめですが、手のひらに収まるぐらいのサイズ。頭の部分は、いつも使っている型から起こしているのですが、頭身の比をパッケージイラストに合わせているので、胴体手足は東方の人形に比べて長めです。

 後ろから。
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衿の幅が、ちょっと広すぎたかもしれない。削りだしの仕上げではないので、フィギュアっぽい髪の作りにすると、粗が目立つ。

 顔。
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鼻を低くしすぎたので平べったくなってしまった。肝心の眼ですが、削り出してきれいに仕上げるのが困難なので、別パーツを貼り付けてあります。デカールっぽいものを印刷して貼れば見てくれは良くなったかと思うけど、自分の手で造ることを重視しました(目的よりも手段が大事)。ペットボトルから適度な曲面の部分を選んで、目の形に切り抜いて、裏側から色を塗ってあります。どうも面相筆の扱いが下手なので、眼を描く技術の向上が今後一番の課題です。

 胸元。
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リボンの結び目が何か変だな。

 腰周り。
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ショートパンツは苦労しました。前後を同サイズに切って貼り合わせただけだと、座り姿勢に履かせると破れてしまう。お尻側の型を前よりも1.2倍ぐらいの幅にして、立体っぽくして、なんとか収まった。それでもどうしても無理があって、背中が見えてしまっているのは、計算どおりではありません。

 腕とか。
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腕についているコンソールも手描きだとこの程度が限界。爪は色を塗りました。

 足。
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スピーカーの部分はごまかして、ネットがかかっているような構造にしました。

 新シリーズというのはウソではなくて、いずれ新しいのを作ることになるでしょうがそれはしばらく先の話で、次回はまたいつもの東方人形で更新の予定です。ちなみになぜ鏡音リンかと言いますと、セーラー服とショートパンツという東方に出てこない衣装を作ってみたかったから。と思って着手したものの、もたもたしているうちにムラサ船長が登場しちゃったわけです。まあ、練習にはなったかな。
タグ:人形 VOCALOID
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